1. HOME
  2. ブログ
  3. 産業用PC
  4. Apacer製SSD CoreSnapshot3 技術紹介

Technical Blog

テクニカル ブログ

産業用PC

Apacer製SSD CoreSnapshot3 技術紹介

弊社取り扱いメーカーのApacerが変わったSSDを展開していました。
ブログの練習がてら、何ができるのか紹介してみたいと思います。

Apacer
上記はApacerのHPです。一般消費者向け製品も少し展開していますが、基本的に産業用のSSD、メモリを展開しているメーカーだと考えていいと思います。

CoreSnapshot
Apacer公式の紹介は上記です。技術的な仕組みが書いてあります。
…ですが、これを読んですぐどんな動作をするのか想像できる方は多くないと思われます。
バックアップができるのかな、くらいでしょうか。

なので1個入手しました。画像をクリックすると大きくなります。
SSDにコネクタがあり、同梱されているスイッチを接続できるようになっています。
何の変哲もない2pinで、適合コネクタも要求すれば教えてくれるでしょう。

このボタンを押すと何ができるのか、の前に、一度Apacerのユーティリティを紹介します。

Apacerの公式ユーティリティツール「SSDWidget」です。画像をクリックすると大きくなります。メニュー画面に「coresnapshot」の項目があったので選んでみたところです。
「バックアップ」「リカバリー」の項目があります。

ここでバックアップを選ぶと、バックアップを有効にするには再起動しろ、という旨のメッセージが出ます。すぐ再起動してかまいません。再起動後はバックアップが完了しています。
リカバリーしたいときは「リカバリー」を選んで再起動すれば一瞬でバックアップデータから再開できます。
もし、OSがデータ破損などして起動不可能になってしまったときには、前述のボタンが登場します。
1秒長押しすれば、リカバリーを選択したことになりますので、再起動してください。

実際にテストしてみた感想ですが、リカバリーもバックアップもずいぶん早いな、と思いました。
実は、CoreSnapshot3技術を採用したSSDは、表示容量と同じ容量の隠し領域を持っているようです。バックアップボタンを押すと、チェックポイント(復元ポイントみたいなもの?)が作成され、以降は差分や増分だけをもう片方の領域に書き込みます。元の領域はUWFのような読み込み専用状態になっているのではないかと思います。
バックアップを取った後は、読み込み専用領域+差分、増分領域で動作するため、高速対応が可能な仕組みのようです。
リカバリーボタンを押すと、増分データは削除され、再起動するとチェックポイントから再開可能です。

以下はまとめです。ざっと思いつく、よいところとよくないところを書き出してみました。

よいところ:
・OSに依存しない、ハードウェア的な復元ポイントの作成ができる
・データ破損などのソフトウェア的な問題が発生した時はすぐに復旧可能。これで復旧しなかったらハードウェアを疑える
・上記は担当者が現地に行かなくても対応可能なので、一時切り分けにも有効
・スイッチを自作すれば、装置の外部にリカバリースイッチを引き出せる
・ブログで紹介したのは2.5インチのタイプですが、ラインナップにはM.2のタイプも存在

よくないところ:
・実容量の2倍の領域を持っているので、そのぶん通常のSSDより高価
・仕様上、RAID構成に対応しない
・この記事を書いている2026/02現在、SSD(とメモリ)の高騰は大変なことになっています。もともと一般向けと比べて高めの傾向にある産業用SSDも例外ではなく、半年前では考えられない値段になっています

この記事を読んで興味を持たれた方はぜひ、産業用PCのお問い合わせフォームからご相談ください。

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事